内祝いで守るべき大切なマナーポイントを知ろう
赤ちゃんの誕生を祝って贈ってくださった出産祝いに返す感謝の気持が内祝いになります。出産祝いのマナーで触れましたここでもう少し詳しく触れたいと思います。出産後は慣れない育児で時間が取れなくなりますので、妊娠中から準備をしておくと内祝いの段取りが楽になりますのでお勧めします。
内祝いの準備として
上記でも書いてありますが、出産後は赤ちゃんの育児で気持が一杯になって、内祝いは忘れがちになってします。まずは出産前に商品カタログなどを取り寄せて贈ってくださる方に合った商品を選んでおくと後で慌てることなく手間が少なくなります。このとき相手の住所録在れば一緒に整理しておくことも忘れずにしておきましょう。
内祝いの贈り物選びに関しては贈る方の好みを事前に調べておくと喜ばれます。しかしながら好みが分からない場合はタオルや石鹸、洗剤といった日用品からコーヒーやお菓子といった食品を贈るのが一般的です。まれに受け取った方が一目で赤ちゃんの内祝いだと分かるモノや、結婚式の引き出物として出された新郎新婦のプリント写真入りの皿などがありますが、後々処分に困ってしまうので、配るのであれば親族関係までで留めておいたほうが良いでしょう。ありきたりのモノではつまらないとお思いでしょうが、贈り手側の好みを押し付けるのではなく、定番から選んで贈るのも大人のマナーです。基本的に好き嫌いが少ないものや日持ちのするものが好まれる傾向があるのでギフト選びに迷ったときの参考にしてください。
内祝いで迷ってしまうのが金額の相場です。基本的に頂いた金額・物品の半分や、少し少ない位が目安とされていますが、本来は「赤ちゃんの誕生を慶び、この幸せを家族や親戚、親しい友人にも伝えたい」という習慣だったのですが最近ではお祝いの義務的な返礼になってしまっています。しかし、あくまで大切なのは気持であり、金額ではありません。とはいえ、高額なお祝い金を会社の関係者や目上の方から頂いてしまった場合は失礼に当たることはさけなければなりません。この場合、一回で高額なお礼を贈るのではなく、数回に分けるか、将来子供が大きくなってから自宅に招くなどしてお返しを考えればよいとおもいます。
内祝いにかけるのし紙にも基本的なマナーが存在します。まず、のし紙の中央にある紐は水引といい、紐んの結び方によって意味が異なります。この結びはもろわな(蝶)結びで、何度でも(縁)が結べるという意味でお祝い事によく使われます。のし紙の中央下部に赤ちゃんの名前を書きます。読み方が特殊な場合は傍に振り仮名を付けて置くと名前を覚えやすいでしょう。
御礼はお世話になった方に贈るモノです。品物にはノシ紙では届けたいメッセージを届けるために挨拶状やメッセージカードを入れておけば喜ばれます。お祝いをいただいた方には「内祝」、お世話になった方には「御礼」と、使い分けられるようにしましょう。
お宮参りが終わったら、内祝いのお祝いを贈りましょう。
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